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2025

07.01

[今日の話題][太陽光メンテナンス]

パワコンのリパワリング・リプレイスの引き合いが増えています!

パワコンのリパワリング・リプレイスの引き合いが増えています!

2012年7月に固定価格買取制度(FIT)が施行され、今日では稼働から10年を越える太陽光発電設備が増えてきました。保証期間終了後のパワコンの故障や劣化等により、当初より収益が落ちてきている発電所も多くあります。パワコンの性能も10年前より向上し、発電効率、MPPT機能、温度劣化等あらゆる面においてアップグレードされております。

太陽光はノーメンテという考え方は終わりました

・パワコンは「壊れてから」では手遅れかも
 現在、世界的な半導体不足の影響で、パワコンの納期が大幅に遅れています。「故障したから注文」では、6ヶ月も届かないことも。その間の売電ロスは誰も補償してくれません。

・パワコンはいつかは交換するつもり
 パワコンメーカーの倒産や事業撤退・縮小により、十分なアフターサービスを受けられないことも多発しています。いつかやろうという先延ばしはリスクしかありません。
・パワコンって壊れるの?

 パワコンの寿命は10年から15年ですが、FIT制度初期の頃の製品は、性能・品質が現在ほど高くありません。 また、故障しておらず、保証期間内であってもパワコンは電気製品のため経年劣化が進んでいます。交換の時期を遅らせるほど、収益減のリスクは高くなります。

・まだ保証期間内だから
 メーカー修理は無料かもしれませんが失われた売電収入は戻ってきません。また、保証期間内ということは、売電期間が多く残されているということであり、積極的にリパワリングを行うことで、総収益を最大化することができます。

・メーカー修理で直せばいい
 保証期間終了後のパワコン修理には数十万円の費用が掛かりますし、交換部品の保証期間は3か月等非常に短いことが多いです。修理したパワコンが数か月後にまた故障したというケースも多々あります。

 
そこでソーラーエコではパワコンのリパワリングをおススメしております。
リパワリングとは…経年劣化した太陽光発電設備(主にパワコン)を新しい製品に交換したり、発電効率を上げる設備を導入したりすることで、発電所の性能を向上させ、売電収入の増加を図る技術です。当社では、パワコン業界で最先端の技術力を持つ『ソーラーエッジ』社製パワコンに入れ替えることをリパワリングと呼びます。

ソーラーエッジの最先端技術
・リパワリングを実現する「MLPE技術」とは:
MLPEとは、「Module-Level Power Electronics」(モジュールレベルのパワーエレクトロニクス)の略称。

モジュール(パネル)ごとに制御を行うことで、例えば1枚のパネルが汚れや劣化などによって発電量が少なくなった場合でも、他のパネルからの出力低下を防げるというメリットがある。

さらに、影のかかる場所や斜面などでも、設置方位や日射量計算に悩むことがなくなり、導入の自由度が高まることが期待される。

MLPE技術のメリット
①パネルレベル監視システム保守が容易
 遠隔にてパフォーマンス把握、O&M最小化
②発電性能の効率化、最適化
 影の影響、パネルの劣化や故障の影響を最小化
③設計が容易、持続可能な技術
 多面、多方位による設計が可能
④高い安全性能、災害大国日本に必要な技術
 火災発生時、メンテナンス時に安全電圧1Vに制御

パワコンの性能はと比べ、制度がスタートした当初のパワコンは性能も悪く、故障が増えてきています。10年保証の期間も切れて

リパワリング:SolarEdgeへの入れ替え ⇒ 発電所の性能UP、収益性をUPさせる 

リプレイス:同一メーカー後継機または同等品への交換 ⇒ 発電所の性能を維持する ※多少リパワリング効果ある場合もあります

①ソーラーエッジ製パワコンへのリパワリング

オムロン 単相5.5kW9台 → ソーラーエッジ 単相5.5kW9台

②ファーウェイ製パワコンへのリプレイス

安川電機 単相9.9kWパワコン5台 → ファーウェイ 単相4.95kWパワコン10台

4月はかなりの件数のケーブル盗難事件が発生しました。

↓11月に幹線が盗難され、在庫がない状況の中、やっと4月に直したところでしたがGW中にまた盗られた那須塩原市の現場

↓復旧工事・対策工事の様子

引き込み柱は単管とコンパネで囲い、集電箱の下部は鋼管とモルタルを組み合わせることで盗難の難易度を上げています。

現状では、当社でご案内する保険は5年間で盗難も免責無しですが、来年には盗難免責50万円になるようです。今のうちにしっかりと盗難対策をしておくことが重要です。

2023

12.15

[今日の話題][太陽光メンテナンス]

ケーブル盗難被害が多発しています

以前からも発信しておりますがケーブル盗難被害が本当に増えてきています!

11月5日 那須塩原市 低圧5区画 
11月27日 前橋市西大室町 低圧2区画
12月2日 前橋市大前田町 低圧2区画
12月6日 前橋市西大室町 低圧1区画

当社の自社発電所だけでもこんなにも被害にあっています。
警察との対応も慣れました。

しかも、各種ケーブルが受注停止となっており2~3か月は入る見込みがないという状況です。


那須塩原市 低圧5区画

こちらは奥の区画の幹線CVT150が100m近くあったためケーブル重さだけで500kg近くあるため人間だけで引っ張るのは無理なはずです。車で引っ張ったのだと思います。

フェンスが破壊された状況
引込開閉器盤の一次側・二次側の両側を切断・盗難された状況
集電箱の一次側を切断・盗難された状況

前橋市西大室町 低圧2区画

こちらでは幹線ではなく、細いCVT14を盗難されました。

フェンスをカットされた状況
幹線ではなくELB二次側の細いケーブルを切断・盗難された状況
田淵電機のパワコンを破壊されケーブルを切断・盗難された状況

様々な手口があり完全に防ぐことは難しい状況です。

群馬県警からも以下のような案内が発表されています。

2023

10.10

[太陽光メンテナンス]

伊勢崎市日乃出町 ケーブル盗難はイタチごっこ

伊勢崎市日乃出町の太陽光発電所が、5月に続きまして、またケーブル盗難の被害に遭いました。

CTの二次側から集電箱の一時側までの幹線が切断され盗難されました。

前回と集電箱まで破壊されたため今回の方が被害は少ないですが、それでも大きな被害です。

復旧費用は保険で対応できますが、休業補償の保険に入っていないため1ヶ月分の売電収入は失われることになります。

配管を鉄パイプで覆うなど、もう被害に合わないよう対策を講じます!

2023

08.10

[今日の話題][太陽光メンテナンス][産業用太陽光]

東北地方 自社発電所 草・草・草 

東北地方にある4箇所の自社発電所の現況確認に行ってきました。
1日で全て回るために新幹線とレンタカーを利用して向かいます。


まずは今回行く中で最も北の物件の岩手県遠野市へ向かうため新前橋、高崎、大宮と乗り継いで北上駅で下車。

ここでレンタカーを借りて遠野市まで1時間のドライブです。


ソーラーエコ岩手遠野太陽光発電所@岩手県遠野市

人の背丈ほど雑草が生えてしまっておりますが架台の最低地上高を1.8メートル程とっておりますので、パネルを覆うほどではありません。

ここで早めのお昼ご飯です。
遠野にきたらジンギスカンと決めているワタクシ。
焼肉=ジンギスカンな街、と言われるほどです。
大本命の『ジンギスカンのあんべ』が店舗改装中でイートインはやっていなかったため、『遠野食肉センター』にて。ビールを我慢して次の目的地、岩手県西磐井郡平泉町へ。

ここまでも1時間程度のドライブです。

ソーラーエコ岩手平泉太陽光発電所@岩手県西磐井郡平泉町

ソーラーエッジのシステムを採用しているため、遠隔監視にてパネルの一部の発電量が少ないことは確認しておりましたが、やはりパネル裏から雑草がはみ出しておりました。


続いて更に1時間南下して宮城県大崎市へ。

ソーラーエコ宮城大崎太陽光発電所@宮城県大崎市

こちらが最も早急に対応しなくてはならない物件でした。
もう中に入れないほどですね、、、。

最後の物件、ソーラーエコ宮城蔵王太陽光発電所へ向かうため、またまた1時間のドライブ。

ソーラーエコ宮城蔵王太陽光発電所@宮城県刈田郡蔵王町

こちらも一部覆われてしまっておりました。

太陽光屋なのにお恥ずかしい限りですが、目の届かないところですと管理が行き届かなくなってしまう時もありますね。

早急に草刈り部隊を派遣します。